調理師専門学校を卒業後、19歳でパスタ専門店へ入る。
しかし、福岡の料理に携わるための、魚に対しての自分の力不足を感じて和食の道へ。当時働いていた店主が、規模的に魚関係を十分に経験させてやれない、という理由で、柳橋連合市場の魚屋に朝から行かされて修行。そこで、いやと言うほど、魚とラブラブに。
その後も、店は変わるが、今度は長浜の市場へ。夜1時~2時に仕事を終え、朝4時に市場へ行くのは、本当にくたくたの極地。しかし、その甲斐あって沢山魚を覚えることができた。今だに、市場へ行くと当時の仲買人が私のことを覚えてくれていてうれしい。